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2009年2月 6日 (金)

早大に時限爆弾?

 母校に時限爆弾が仕掛けられた?
 と、驚いた、
読売新聞の記事です。

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----「時限爆弾仕掛ける」早大に脅迫状が郵送…先月28日----

 早稲田大学(東京・新宿区)に先月28日、
「時限爆弾を仕掛ける」などと書かれた脅迫状が郵送されて
 いたことがわかった。

 同大本部を管轄する警視庁戸塚署にも同じ脅迫状が送られて
 おり、同署は脅迫などの疑いで捜査している。

 同署副署長と同大広報室によると、脅迫状はいずれも封書で、
 同封された紙にワープロ書きで「2月4日以降の行事を中止しろ。
 さもなくば時限爆弾を仕掛けます」などと書かれていた。

 都内から投函(とうかん)されていた。同大は配達された
 その日に警視庁に届け出たという。

 同大では、2月初旬に大学の試験期間が終わり、
 同月5日以降は入学試験に備えて、各キャンパスが順次、
 閉鎖される予定だったという。同大では8日から入学試験が
 始まるが、警備体制を強化して予定通り実施するという。

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 時限爆弾と聞くと、ドキッとします。
 平穏な日々を、否応無しに、ぶち壊すイメージがあるからです。

 でも本当は……、
 生まれた時から、一人一人、
 時限爆弾を抱えているようなものです。

 冥土の道に王は ない、ですからね。

 高森顕徹先生(浄土真宗親鸞会)のご著書の一節を
 紹介したいと思います。

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 人間は妙なもので、自分だけは永遠に生きられると思っている。

 死は、他人のことだと思い込んでいる。妄想顛倒も甚だしいが、
 これが我々の、いつわらぬ実相である。

 日々の新聞紙上に死亡記事の載らない日は一日もない。
 あれを読んで、自分の死に結びつけて考える者は、
 暁天の星である。おめでたい限りだが、
 みんな他人の死にすりかえている。

 仮に人間が、健康、愛欲、地位、名誉、財産、権力の一切が
 満ち足りたとしたら、その上に何を望むものがあるだろうか。

 人間最後の願望である永遠に生きたい、との衝動にかられる。

 不意の刃傷に遇い「金は、いくらでも出す、助けてくれ」と
 叫んで死んだ力道山を笑うものは笑われるだろう。

 それ程、生命への愛着は抜き難いものがある。

 ところが生ある者には必ず死がある。死が人生の行く手に
 立ちはだかったら愕然として絶望せざるを得ない。

 アリストテレスは、「哲学は驚嘆から始まる」といった。
 パスカルは「人間は考える葦である」と言う。

 この厳粛な死を考えたら「これでよいのか」の驚きが、
 必ず起こってくる。

 これが仏法の出発点である。

 死を忘れての一切の営みは無駄であり、
 死を見つめ、死を超える者にのみ真実の生が
 開かれることを忘れてはならない。
 
             (高森顕徹先生著『白道燃ゆ』より)
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