2009年1月27日 (火)

深イイ話★紳助さんの生きる目的?

 日本テレビでは毎週月曜日、
 島田紳介の「人生が変わる1分間の深イイ話
 という番組を放映しています。

 視聴者から寄せられた
 元気が出るイイ話や思わず唸る深い話を
 紹介していくというもので、
 
 昨日のトップバッターは、
「人は何のために生きているのか?」にまつわる
〝深イイ話〟でした。

**************************

 そもそも、この問いは、
 どこから出てきたかというと……

 おバカキャラで人気の木下優樹菜さんが、
 雑誌『月刊少年ライバル』の連載コーナー
 『優樹菜にきいてみな』で
 小・中・高生の悩みに答えているそうです。

 そこに寄せられたのが、
 高3男子からの
 「人は何のために生きているのでしょうか?」。

 古くから多くの哲学者が考え続けた難問に木下さんが
 導き出した答えとは…
 「死ぬときわかるよ!!」

**************************

 これに、
 「深イイ」と賛同したのは、7名、
 「うーん」と、いまいちの反応を示したのは3名。

 このあと、紳助さんは、
 「うーん」と、不満足ながらも、
 木下さんのコメントに、とやかく言うことはなく、

 スタジオに集まっていた面々に、

 「みんな今、それぞれ、
 何のために生きるのか、の答え、考えておったやろ」

 と、ふりました。

 そして、一人一人に尋ねていきますと……

 →「愛する者が死んだら嫌、
   皆が嫌なことはやらんほうがいい」
   (だから死なずに生きていく)

 →「考えてたけど、答えが出ません」 

 →「生きる意味より死なない工夫。
   ずっと考えていても結局答えが出ませんから」

                      などなど。

 そして、最後、紳助さんの答えは、、、

 「1回でも笑うため」
 「努力して1回でも楽しいこと作ろう」でした。

**************************

 人は何のために生きているのか?

 人生に目的はあるのか、ないのか?

 生きる意味は何なのか----。

 この深い闇のなか、
 一人一人、模索しているのだと、
 タレントの皆さんが真面目に答えている姿を見て感じました。

 どこにも明答を聞けぬ中、

 親鸞聖人ほど、人生の目的を明示し、

 その達成を勧められた方はありません。

 「え?親鸞聖人が?」
 「自分と、何の関係があるの?」
 「宗教なんて、用事がない」
 「そんな弱い人間じゃない」
 と言われる方も多いと思います。

 しかし一度、紐解いてみては、いかがでしょう。

 2600年前、インドで活躍なされた
 お釈迦さまの説かれた仏教、

 その真髄を明らかになされた
 親鸞聖人の教えは、緻密を極め、
 「宗教なんて迷信だ」「仏法も鉄砲もあるか!」などの
 安易な非難は寄せ付けません。

 あのドイツの哲学者ハイデッガー
 晩年に、親鸞聖人の教えに触れて、絶賛しています。

=============================
 
 今日、英訳を通じてはじめて
 東洋の聖者・親鸞の『歎異抄』を読んだ。

 弥陀の五劫思惟の願を案ずるにひとえに
 親鸞一人がためなりけり=とは、何と透徹した態度だろう。
 
 もし10年前にこんな素晴らしい聖者が東洋にあったことを
 知ったら、自分はギリシャ・ラテン語の勉強もしなかった。

 日本語を学び聖者の話を聞いて、
 世界中に拡めることを生きがいにしたであろう。遅かった。

 自分の側には、日本の哲学者、思想家だという人が
 30名近くも留学して弟子になった。

 ほかのことではない。
 思想・哲学の問題を随分話し合ってきたが、
 それらの接触を通じて、
 日本にこんな素晴らしい思想があろうなどという
 匂いすらなかった。

 日本の人達は何をしているのだろう。

 日本は戦に敗けて、今後は文化国家として
 世界文化に貢献するといっているが、

 私をしていわしむれば、
 立派な建物も美術品もいらない。

 なんにも要らないから
 聖人のみ教えの匂いのある人間になって欲しい。
 
 商売、観光、政治家であっても、
 日本人に触れたら何かそこに深い教えがある という
 匂いのある人間になって欲しい。

 そしたら世界中の人々が、
 この教えの存在を知り、
 フランス人はフランス語を、
 デンマーク人は、デンマーク語を通じて、
 それぞれこの聖者のみ教えを、わがものとするであろう。

 そのとき世界の平和の問題に対する見通しがはじめてつく。
 21世紀文明の基礎が置かれる。

                              (中外日報

=============================

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月29日 (火)

想定外「カンヌ映画祭」

 朝日新聞によると、
 カンヌ映画祭のコンペティション部門で
 トリをつとめた河瀬直美監督の「殯(もがり)の森」が
 グランプリを受賞しました。

 取材陣の多くにとって、
 「殯(もがり)の森」の受賞は、想定外だったそうです。
 ニューヨーク・タイムズ紙は、「最大の驚き」と書いたとか。
 公式上映も、満席ではなかったようです。

 しかし、日本人の死生観や自然観を詩的な映像でとらえ、
 「美しい映画で監督も素晴らしい。だから選んだんだよ」と
 委員長の、スティーブン・フリアーズ監督は
 微笑んだといいます。

============================ 

 「殯の森」は、子を亡くしたばかりの介護施設の女性職員と、
 妻と死別した認知症の老人が墓参途中で深い森に迷い込む
 物語。監督の故郷で、活動拠点を置く奈良市の郊外の山里
 を舞台にした。

 河瀬監督は97年のカンヌで、初の劇映画「萌(もえ)の
 朱雀(すざく)」がカメラドール(新人監督賞)を受賞。
 それから10年で結婚、離婚、介護、再婚、子育てを経験
 した。グランプリ受賞のスピーチは「映画を作るって本当
 に大変なこと。それは人生に似ています」と切り出した。

 「人生はたくさんの困難がある。お金とか服とか車とか、
 形あるものによりどころを求めようとするが、満たされる
 のは一部。目に見えないもの――誰かの思い、光、風、亡
 くなった人の面影。私たちは、そういうものに心の支えを
 見つけた時、たった一人でも立っていられる、そんな生き
 物なのだと思います」

 その言葉に観衆は大きな拍手を送り、監督は「そういった
 映画を評価してくれてありがとう。この世界はすばらしい
 です」と応じた。

============================ 

 河瀬監督は、
「今回は『喪』を描いた映画が多かった。
 全世界的に人々が迷っているんじゃないかな」
 とも、語ったそうです。

〝全世界的に迷っている〟……
 なんとなく、共感を覚えます。

 また、毎日新聞のひと欄で、
 「死を自分のことと認識した時に、
 人間の中で何かが変わる」と静かに訴えた作品が
 審査員の心をとらえた、とありましたように、

 「死」という、現代人の盲点に、
 スポットをあてているのは、とても興味深いです。

 
 たくさんの困難と闘っていく人生、

 お金とか服とか車とかに拠り所を求めても
 完全に満たされることはない、
 というのも、よく分かります。
 
 そして、
 誰かの思い、光、風、亡くなった人の面影など、
 目に見えないものに、心の支えを見つけた時、
 たった一人でも、立っていられる、
 人間は、そういう生き物だ思うと語り、

 そこに、大きな拍手が送られたわけですが、

 形あるものであろうと、
 形なきものだろうと、
 「満たされるのは一部」という点は、
 変わらないのではないでしょうか。

 形なきものに、拠り所を求めるほうが
 美しく見えますが、
 人間を、根本的に救う支えにはなりえないと思います。

 「そんなことは映画の背負うべきテーマではない」
 と言われれば、それまでですが、

 求めているのは、根本的な救いです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月23日 (水)

「ハチ公物語」再び

 なつかしい、ハチ公。 
 渋谷駅前で、よく待ち合わせしたよね。
 たいがい、待たされるのはワタシでした・・・

 その「ハチ公物語」(日本版)をリメークしたハリウッド映画が、
 リチャード・ギア主演で、9月から撮影されるそうです。
                         (
朝日新聞より)

 ところで、
 人間でさえ銅像になる人はめったにないのに、
 ハチはなぜ、それほど多くの人に愛されるのでしょうか?

 「恩を知るは大悲の本なり、善業を開く初門なり。

 恩を知らざるものは畜生よりも甚だし」

 ----仏教を説かれたお釈迦さまは、こう教えられたそうです。

 なぜ、恩を知らない者は畜生にも劣る、といわれるのでしょう?

 動物ですら、受けた恩を感ずる心を持っているからです。

 そこで、渋谷のハチ公。

 ハチは大正12年に秋田県で生まれた純粋な秋田犬ですが、
 翌年1月から、渋谷に住む主人に飼われるようになりました。

 子供のなかった主人は、ハチを大変かわいがり、
 座敷にまで上がらせていたといいます。

 ハチは、主人の温情を一身に受け止めて成長し、やがて、
 大学で教える主人を玄関や門の前で尾を振って見送り、
 また、出迎えるようになりました。

 時には、渋谷駅や駒場の大学へ行く主人の姿を見送って、
 後からついて行くこともあったそうです。

 ところが、ハチがやっと2歳になる前に、
 主人は突然、駒場の教室で亡くなってしまいます。

 ハチが東京に来て、わずか十七カ月後のことでした。

 しかし、主人の死を全く知らないハチは、
 その後も、雨の日も風の日も、毎日、渋谷駅前で
 主人の帰りを待ち続けていたのです。

 その様子が昭和七年十月、『朝日新聞』に紹介されたのが
 きっかけで、ハチは一躍有名になりました。

 主人を慕い、待ち続けるいちずな姿が、
 多くの人々に感動を与え、やがて、
 渋谷駅前に銅像が造られるまでになったのです。
(昭和10年、ハチは一生を閉じています)

 動物でも、感恩の心を持つ。
 いわんや人間である私たちは、恩を知り、恩を感じれば、
 そのご恩に報いようと努めずにおれないはずです。

 「恩」とは「原因を知る心」と書きます。

 こんなに恵まれているのは、だれのおかげか。
 どなたのご苦労があって、私は生かされているのか。

 現在の自分が在る原因を知り、
 感謝の心を持つことが大切です。

 「ありがとう」……いい響きですね。
 今日、何回、言いましたか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 2日 (水)

スパイダーマン人気の秘密

 人気映画シリーズ「スパイダーマン3」(監督サム・ライミ)が
 1日、日本国内の821スクリーンで
 世界に先駆けて公開されました。(
毎日新聞

 メーン館の東京・有楽町の日劇1前には
 早朝からスパイダーマンのコスプレをしたファンらが長蛇の列。

 配給のソニー・ピクチャーズによると、
 初日の動員数は、興行収入75億円を記録した
 「1」の161%、
 「2」(同65億円)の130%となる約40万人。
 悲願の100億円突破に向けて好調なスタートを切ったそうです。

 「スパイダーマン」の人気の秘密は、
 「親しみやすいキャラクター」
 「ヒーローなのに、人間的弱さも持っている」
 「物語にメリハリがある」
 「女性にも子供にも大人気」などなど……。

 人の心をギュッと掴む要素が
 幾つも盛り込まれているようで、勉強になりそうです。

 主人公のピーター・パーカーは、
 スパイダーマンとしてはニューヨーク市民にヒーロー、
 大学では成績トップ、
 恋人MJとの関係も良好で、ついにプロポーズを決意する、
 順風満帆そのものの人生を送っていましたが、

 今回の「スパイダーマン3」では、
 謎の黒い液状生命体に取り憑かれて、
 復讐と憎しみの感情に支配された
 「ブラック・スパイダーマン」!! になってしまうそうです。
                        (「
映画生活」)

 心の奥底にひそむ、ドロドロしたもの、
 憎悪、失意、焦燥、悔恨にもスポットをあてている、
 そんなところに、共感する人も多いのかもしれませんね。

 ちなみに、
 「Spider」と「Man」の間に「-(ハイフン)」が入るのは、
 つづりが「Superman」(スーパーマン)と似ているため、
 とのことです。(『
ウィキペディア(Wikipedia)』)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月25日 (木)

大反響『不都合な真実』

 アメリカの元副大統領アル・ゴア氏の
 地球温暖化問題への取り組みを追った
 ドキュメンタリー映画『不都合な真実』が公開され、
 話題を呼んでいます。

 以下のような報道もありました。

==================================

 一人一人が行動を~映画「不都合な真実」アル・ゴア氏

 元米副大統領のアル・ゴア氏の地球温暖化問題への取り組みを追った
 ドキュメンタリー映画「不都合な真実」の日本公開(20日)を前に、
 ゴア氏が15日、東京・有楽町朝日ホールで行われたジャパン・プレミア上映会で
 舞台挨拶した。ゴア氏は「映画を心で受け止め、温暖化問題を解決する一員と
 なってほしい」と呼びかけた。

 (中略)

 「不都合な真実」は、世界各国を飛び回るゴア氏の講演活動を追いながら、
 具体的なデータとともに地球温暖化対策の必要性を訴える。
 ゴア氏は学生の頃から環境問題に興味を持ち続け、
 議会活動・国際会議の場で温暖化対策の必要性を訴えてきた。

 1992年には著書「地球の掟・文明と環境のバランスを求めて」を発表。
 2000年の米大統領選でブッシュ大統領に敗北したことを機に、
 環境問題への取り組みを本格化。世界中で計1000回以上の講演を行っている。

==================================

 地球温暖化の危機を訴える声は以前からありますが、
 ゴア氏の知名度、そして、
「ユーモアに満ち、やさしくわかりやすく真摯」な語り口で行った
 1000回以上の講演が、ドキュメンタリー映画となったわけで、
 その影響力は大きいのでは、と感じます。

 ところで、
「人間社会を存続させることが大事」というのが、
 暗黙の了解のようになっていますが、
 そもそも、なぜ、そうやって生き延びることが大事なのでしょうか……。

 そこにもメスを入れて頂きたいと思います。
 
 その根本がハッキリしてこそ、
「人類の存亡問題」の重さが、浮き彫りになるのではないでしょうか。

 ~~今日のリンク~~

 親鸞会 会館案内

 浄土真宗親鸞会への疑問質問

 

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月23日 (火)

温暖化問題と生命の尊厳

 アメリカの元副大統領アル・ゴア氏が
 「地球温暖化の危機」を訴える
映画『不都合な真実』
 話題を呼んでいるようです。

 読売新聞にも、以下のような報道がありました。

=========================

 世界的には、過去100年の平均気温が0・74度上
昇した観測結果をあげ、第3次報告書時点の過去100
年(0・6度)よりも温暖化が加速していると指摘。第
3次報告書では今世紀末の平均気温は最大5・8度上昇
すると予測していたが、今回は最大6・3度上昇すると
上方修正した。

 その結果、北極海の海氷が晩夏には完全に消えるほか、
暴風雨を伴う強力な台風やハリケーンも増加。海水の酸
性化も進み、サンゴ礁が溶ける恐れがあると警告してい
る。また気温が1990年時点より4~5度上昇すると、
世界で11~32億人が水不足に、世界人口の5分の1
が洪水被害に遭う恐れがあるとみている。

=========================

 住みよい環境を、できるだけ長く保持したい、
 だれもが願うことでしょう。

 しかしそれでも、
 この青く美しい地球にも、
 やがて人が住めなくなる日が来るのでしょうか。

 そんな地球に、
 では一体、何をするために
 私たちは生まれてきたのでしょうか。

「地球温暖化の危機」を叫ぶと同時に、
 なぜ地球を守りたいのか。
 そこに生きる一人一人の命は何のためにあるのか。
 尊厳な生命の理由を、
 改めて考えてみたいと思います。

 ~~今日のリンク~~
 

 第2親鸞会ちゃんねる

 なぜ私は親鸞会をやめたのかを読んで

| | コメント (0) | トラックバック (0)