たとえ命にかぎりあるとも
毎日新聞で、興味深い記事を発見しました。
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~~超高級化粧品 何を求めて?だれが?
「きれいでいたい」に値段はない!~~
“超”がつくほど高額な化粧品が売れている。
定価1万円の洗顔せっけんに12万円のクリーム。
しかもこの不況でも売れ行きは変わらないそうだ。
どんな女性が何を求めて
超高級化粧品を手にするのだろうか。
資生堂は昨年9月、定価12万円のクリーム
「クレームシネルジック」を発売した。
同じシリーズで化粧水から一式そろえれば
年間100万円するという超高級化粧品だ。
カネボウ化粧品は既に05年から12万円クリーム
「トワニーセンチュリーセルリズムSP」を販売している。
年1回の予約制販売にもかかわらず、
年間1万個近く売れている。
同社広報は「安い化粧品をドラッグストアで購入する
トレンドは一段落し、顧客が高額化粧品に揺れ戻っている。
資生堂さんの参入も市場がにぎわうので悪いことではない」
と余裕の構えだ。
資生堂によると、2万円以上の超高価格スキンケア市場は
04年比で124%も拡大した。
超高級化粧品の主なターゲット層は
世帯年収2000万円以上の家庭の専業主婦、
つまり“セレブ妻”だったという。
でも、実際の購買層には30、40代の“バリキャリ”
(バリバリと働くキャリア女性)も多いという。
国税庁によれば、06年度で年収1000万円以上の
給与所得を得ている層の7・3%、約164万人が女性となった。
なるほど経済的余裕がある女性も増えてきたのだろう。
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いくつになっても、美しくありたい。
いつの時代、どこの国でも変わらない、
女性共通の願いですね。
世界の三大美女の一人に数えられる小野小町は、
こんな歌を残しています。
「面影の変わらで年のつもれかし
たとえ命にかぎりあるとも」
年を重ねていかねばならないことは分かっている。
やがて尽きる命も知っている。
しかし、かなうことなら、
面影の、容姿の変わらないままで……という願いは、
綺麗な人ほど、切実なものでしょう。
人間が生きている限り、
時空を問わず、受けねばならない苦しみを、
仏教を説かれたお釈迦さまは、「四苦八苦」と教えられています。
老いていく苦しみは、四苦の一つで、「老苦」といわれます。
妖艶な美女だけでなく、
老いていくのは、だれにとっても苦しいことです。
しかし人生の旅は、必ず、そういう方角に向かっている。
後戻りはできません。
生きる苦しみ、老いの苦しみ、病の苦しみを乗り越えて、
闘いながら生きていくのは何のためなのか、
どこまでいけば、求めてやまない幸せを獲られるのか……。
その答えを知るところに、
100パーセント、下り坂の人生、
本当の光を、見いだすことができるのだと思います。
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