2009年1月15日 (木)

たとえ命にかぎりあるとも

 
 毎日新聞で、興味深い記事を発見しました。

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~~超高級化粧品 何を求めて?だれが?
         「きれいでいたい」に値段はない!~~

“超”がつくほど高額な化粧品が売れている。
 定価1万円の洗顔せっけんに12万円のクリーム。
 しかもこの不況でも売れ行きは変わらないそうだ。
 どんな女性が何を求めて
 超高級化粧品を手にするのだろうか。

 資生堂は昨年9月、定価12万円のクリーム
「クレームシネルジック」を発売した。
 同じシリーズで化粧水から一式そろえれば
 年間100万円するという超高級化粧品だ。
 カネボウ化粧品は既に05年から12万円クリーム
「トワニーセンチュリーセルリズムSP」を販売している。

 年1回の予約制販売にもかかわらず、
 年間1万個近く売れている。
 同社広報は「安い化粧品をドラッグストアで購入する
 トレンドは一段落し、顧客が高額化粧品に揺れ戻っている。
 資生堂さんの参入も市場がにぎわうので悪いことではない」
 と余裕の構えだ。

 資生堂によると、2万円以上の超高価格スキンケア市場は
 04年比で124%も拡大した。

 超高級化粧品の主なターゲット層は
 世帯年収2000万円以上の家庭の専業主婦、
 つまり“セレブ妻”だったという。

 でも、実際の購買層には30、40代の“バリキャリ”
(バリバリと働くキャリア女性)も多いという。

 国税庁によれば、06年度で年収1000万円以上の
 給与所得を得ている層の7・3%、約164万人が女性となった。
 なるほど経済的余裕がある女性も増えてきたのだろう。

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 いくつになっても、美しくありたい。

 いつの時代、どこの国でも変わらない、
 女性共通の願いですね。

 世界の三大美女の一人に数えられる小野小町は、
 こんな歌を残しています。

 「面影の変わらで年のつもれかし
         たとえ命にかぎりあるとも」

 年を重ねていかねばならないことは分かっている。
 やがて尽きる命も知っている。

 しかし、かなうことなら、
 面影の、容姿の変わらないままで……という願いは、
 綺麗な人ほど、切実なものでしょう。

 人間が生きている限り、
 時空を問わず、受けねばならない苦しみを、
 仏教を説かれたお釈迦さまは、「四苦八苦」と教えられています。

 老いていく苦しみは、四苦の一つで、「老苦」といわれます。

 妖艶な美女だけでなく、
 老いていくのは、だれにとっても苦しいことです。

 しかし人生の旅は、必ず、そういう方角に向かっている。
 後戻りはできません。

 生きる苦しみ、老いの苦しみ、病の苦しみを乗り越えて、
 闘いながら生きていくのは何のためなのか、
 どこまでいけば、求めてやまない幸せを獲られるのか……。

 その答えを知るところに、

 100パーセント、下り坂の人生、
 本当の光を、見いだすことができるのだと思います。

 

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